【夢・希望の名言】夢を諦めなかった偉人の名言から学ぶ、最後まで希望を捨てない生き方

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偉人と呼ばれる人たちの多くは、何かしら歴史に残る偉業を成し遂げています。それは時に、奇跡とも呼べるような、想像を遥かに超えたものだったりします。

不可能だと思われることを可能にしたのは、偉人たちにとって何だったのか。それはシンプルに、その他多くの人が諦める場面でも、希望を捨てずにいたからでした。

今回はそんな最後まで夢を諦めなかった5人の偉人に注目し、苦難に遭遇しながらも希望を持ち続け、偉業を成した体験と言葉からの「学び」を書いていこうと思います。

世界初の動力飛行を実現したライト兄弟

ライト兄弟の名言からの学びのイラスト3

最初の偉人は世界で初めてエンジンによる動力飛行を成功させたライト兄弟です。

現代では飛行機は当たり前の交通手段となりましたが、彼らが生きていた100年ほど前は、人々が自由に空を飛ぶことはまさに夢物語の時代でした。

アメリカ生まれの兄弟は性格は真反対、兄のウィルバーは学者タイプで大人しく、弟のオーヴィルはとても社交的で明るい性格でした。

成長した2人は協業で自転車のお店を開きます。そして自転車屋が暇になる期間を利用し、子どもの頃からの夢であった飛行機作りをはじめます。世界でも前例のない挑戦に、兄弟は資料を集め、研究し、実験を繰り返しました。

そして1903年、12馬力エンジンを搭載した飛行機は259mの飛行を成功させました。たった300mの飛行でも人類にとって大きな一歩となったのです。

そんな飛行機史に大きな功績を残したライト兄弟の言葉です。

ライト兄弟の名言

ウィルと私は夢中になれるものがあったので、朝が待ち遠しくて仕方がなかった。それが幸せというものさ。

鳥が長期間滑ることができるならば、それで…どうして私達はできないのですか?

65歳でケンタッキーフライドチキンをはじめたカーネル・サンダース

カーネルサンダースの名言からの学びのイラスト3

次の偉人は日本でもお馴染みのケンタッキーフライドチキンの創始者であるカーネル・サンダースです。

サンダースは幼少期に父親を亡くしたため、外で働く母を助けようと6歳から料理をするようになります。そして自分の料理を喜んで食べる家族を見て「おいしいもので人を幸せにしたい」と強く思ったといいます。

10代から様々な仕事を経験したサンダースは、30代でガソリンスタンドの経営を始め、また物置を改装し小さなカフェを開きました。このカフェのイチオシの商品がフライドチキンでした。

お店もレストランへと成長しますが、高速道路が建設されたことで人通りが変化し、お客さんが激減してしまいます。サンダースは悩んだ末にレストランを手放す決断をしました。

レストラン閉店後資金はほとんど失い、サンダースに残ったものはフライドチキンのレシピだけ、しかもこの時彼は65歳という年齢でした。それでもサンダースはここから再起を図り、チキンの調理法を教える代わりに、インセンティブをもらうというフランチャイズビジネスを考案し、一件一件営業してまわります。

しかしその営業も全て断られてしまいます。その数はなんと1000件をこえていました。それでも諦めないサンダースは1010件目で初めて契約を獲得し、現在では世界中で展開するケンタッキーフライドチキンのスタートをきったのでした。

そんなカーネル・サンダースの言葉です。

カーネル・サンダースの名言

人を幸せにすることに引退はない

私がやったことなど、誰にもできる事だ。ポイントはただ一つ。心から『やろう』と思ったかどうかである。心が思わないことは、絶対に実現できない

女性初のノーベル賞を受賞した天才物理学者キュリー夫人

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次の偉人は世界で初めてノーベル賞を2度受賞した物理学者のキュリー夫人です。

ポーランドの首都ワルシャワで生まれたキュチーフ夫人、父や祖父は大学で教授を務めるなど学者の家系で、幼少期からとても優秀で学校では常に一番の成績でした。

しかし、彼女が生まれた19世紀は、まだまだ男女の差別が社会の常識として存在しており、地元のワルシャワの大学は男子しか入学できませんでした

勉強を続けたかったキュリー夫人はフランスの大学に行くために6年かけてお金を貯めます。大学に入学してからも食べ物や暖房を節約しながら勉強をしていたといいます。

その後友人の紹介で物理学者のピエール・キュリーと結婚し、ふたりで研究をはじめ、そして放射線の研究により女性として初めてのノーベル賞受賞である物理学賞を獲得し、その8年後にはノーベル化学賞の受賞を果たします。

そんな女性学者の第一人者であるキュリー夫人の言葉です。

キュリー夫人の名言

希望とは、我々を成功に導く信仰です

ただ一つの関心、ただ一つの夢の中に、私は生きました。

夢の国の生みの親、ウォルト・ディズニー

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最後の偉人は現代でも多くの名作を残し、人々を魅了する「ディズニー」の創始者、ウォルト・ディズニーです。

ウォルト・ディズニーはアメリカの自然豊かや土地で幼少期を過ごします。また絵を描くことが好きで7歳で自分のスケッチを近所の人たちに売っていたといいます。

その後、漫画家を目指したウォルトですが、なかなか仕事に恵まれませんでした。食べるのにも苦しむようになり、生活のためにデザインの仕事を始めたことをきっかけに、次第にアニメーターとして活躍していきます。

漫画よりもアニメに心惹かれたウォルトはアニメを作り続けます。実写とアニメを組み合わせる手法を取り入れるなど、制作するアニメは多くの人気を集めますが、配給会社との契約がうまくいかず、ウォルトの会社は倒産寸前まで追い込まれます

そんな逆境から再起を図るために生み出されたのが、ディズニーの象徴となるキャラクター「ミッキーマウス」でした。ミッキーは瞬く間に大人気キャラクターへと成長し、ウォルトも世界初の長編カラーアニメ映画「白雪姫」を発表すると、その後も数々の名作を残し、その作品たちは現代でも多くの人に愛されています。

ウォルト・ディズニーの名言

夢を求め続ける勇気さえあれば、すべての夢は必ず実現できる。いつだって忘れないでほしい。すべて一匹のねずみから始まったということを。

新しいプロジェクトをひとたびやると決めたら、とことん信じ込むんだ。うまくやる能力があると信じるんだ。そして、これ以上はできないという最高の仕事をするんだ。

夢・希望の名言からの学び

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自分の心をときめかせ、信じ続ける

今回紹介した偉人たちは時代、年齢、境遇、逆境など自分を取り巻く様々な困難を乗り越え、その夢を実現させました。

どれもが凡人には成しえない偉業だと感じさせられますが、彼、彼女たちの言葉をみると、それを達成できたのは能力の差以上に心の問題であるとも思わされます。

偉人たちは夢を追うことに自身の心を集中し、まさに「夢中」に持てる力を投入し続けました。そしてそこには常に夢に向かうことへの「喜び」がありました。

さらに諦めそうになる状況に立たされたとしても、自分を信じ続け、最後まで突き進む。そんなタフな強さも併せ持っていました。

偉人たちが成し遂げた「事」は特別かもしれません。しかし夢にまで積み上げた彼らの行動自体はなにも特別なことではなく、誰にでもできるような日々の小さな努力を、喜びを持ってやり通したのです

喜びと信じる前向きな心が、夢へと向かう努力という行動に置き換わり、夢へと着実に彼らを近づけたのだと、今回の偉人たちの言葉に触れ強く感じさせられました。

夢があるなら自分の心をときめかせ、とことんそれに没頭し、そして自分を信じ続けることが大切などだと、この5人の偉人の言葉に教えられました。

今回の偉人たちのその他の名言