レイチェル・カーソンの名言からの学び。[感動がないところに行動はない]

レイチェルカーソン 画像 世界の偉人の名言

子どもたちの世界は、いつも生き生きとして新鮮で美しく、驚きと感激にみちあふれています。

アメリカの生物学者、作家であるレイチェル・カーソン

代表的な著書である「沈黙の春」は発売されてわずか半年で50万部を売り上げながら、自然汚染や環境問題に対して多くの人々の関心を集め、環境保護運動の始まりへと導きました。

今日はそんなレイチェル・カーソンの名言を紹介し、その言葉たちからの学びである「感動がないところに行動はない」について書いていきます。

レイチェル・カーソンてどんな人?

  • 作文が得意な幼少期
  • 文学から生物学の道へ
  • 34歳で初めての書籍を出版
  • 沈黙の春を出版しムーブメントを起こす
作文が得意な幼少期

レイチェル・カーソンは1907年にアメリカのペンシルベニア州にある小さな街、スプリングデールで生まれます。父親は農家を営んでおり、幼い頃から自然に恵まれた環境で育ちました

幼少期から本を読むのが好きで、作文も得意だったレイチェルは子供雑誌に作文を投稿するのが日課でした。そして将来は作家になりたいと夢みていたといます。

当時の時代背景として女性の教育は高校までとされることが一般的で、大学へ進むのは裕福な家庭の子どもがほとんどでした。高校も成績優秀であったレイチェルのために両親は借金をしたり、私財を売るなどで彼女を大学にいかせました。

文学から生物学の道へ

17歳の時にペンシルベニア女子大学の文学部に入学し、古典や現代文学など幅広く学び、日本の短歌にも深い感銘を受けていたと言います。

しかし大学2年生の時に受けた生物学の講義でレイチェルの人生は大きく変わっていきます。そこで学んだ自然の神秘は彼女が幼い頃から親しんできたものでした。

生物学に夢中になったレイチェルは、悩んだ末に文学部から専攻を変え、それからは夜遅くまで実験室にこもるなど研究に没頭していきます。

34歳で初めての書籍を出版

大学卒業後はジョンズ・ホプキンス大学の大学院に進学し、発生遺伝学を学びました。しかし大学院に入った翌年の1929年に世界大恐慌が起こり、アメリカの経済も最悪な状態に陥ります。

そのため大学院を卒業してもなかなか理想の職には就けなく、大学の臨時講師などをしながら研究を続けました。その後、漁業局が受け持っている海の生物に関するラジオ番組のシナリオライターとして働き始めると、幼い頃から培われた文学と生物学の知識で活躍します。

これがきっかけでレイチェルの文才は出版社の目にもとまり、34歳の時に「潮風の下で」という本を出版しました。そして44歳の時に「われらをめぐる海」が出版されると33ヶ国語に翻訳されるなどベストセラーとなります。

沈黙の春を出版しムーブメントを起こす

1950年代になると化学物質が原因で生物が大量死する出来事が多くみられるようになっていました。レイチェルはこの環境汚染にいち早く気づき、農薬や化学物質の危険性を多くの人にもわかりやすく伝えるためにと4年の年月をかけて書き上げた「沈黙の春」を発表しました。

しかし発表の直後から大手の化学企業などからバッシングを浴び賛否両論を巻き起こしました。これに当時のアメリカ大統領ジョン・F・ケネディも注目し、環境問題に対する大きなムーブメントがレイチェルの本をきっかけとして起こりました。

沈黙の春の執筆していた時からガンを患っていたレイチェルはその出版から2年後の1964年に51歳でその生涯を終えました。

レイチェル・カーソンの言葉

レイチェルカーソン イラスト

地球の美しさについて、深く思いをめぐらせる人は、生命の終わりの瞬間まで生き生きとした精神力をたもちつづけることができるでしょう。

地球の美しさと神秘を感じとれる人は、科学者であろうとなかろうと、人生にあきて疲れたり、孤独にさいなまれることはけっしてないでしょう。

わたしたちの多くは大人になるまえに澄みきった洞察力や、美しいもの、畏敬すべきものへの直感力をにぶらせ、あるときはまったく失ってしまいます。

「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではないと固く信じています。

美しいものを美しいと感じる感覚、新しいものや未知なものにふれたときの感激、思いやり、憐れみ、賛嘆や愛情などのさまざまな形の感情がひとたびよびさまされると、次はその対象となるものについてもっとよく知りたいと思うようになります。

見すごしていた美しさに目をひらくひとつの方法は、自分自身に問いかけてみることです。

自然に触れるという終わりのないよろこびは、けっして科学者だけのものではありません。大地と海と空、そして、そこに住む驚きに満ちた生命の輝きのもとに身をおくすべての人が手に入れられるものなのです。

参考・引用した文献

言葉から見た、レイチェル・カーソンてこんな人!

自然の偉大さを感じていた人

レイチェル・カーソンが残した「沈黙の春」は様々な物議を呼びました。DDT(殺虫剤や農薬)、科学物質の危険性を唱えるまでに至ったのは、彼女の多くの知識や研究によるものでした。

賛否両論はあるものの、千をこえる論文を読み込みながら正確な事実を伝えるこのに努めた彼女の姿勢は、多くの人に支持されました。

しかしその知識以上にレイチェルは自然の偉大さ、また汚染されていくその変化を自分の感覚で感じ取っていたのではないか。と、彼女の「『知る』ことは『感じる』ことの半分も重要ではないと固く信じています。」という言葉からも感じさせられます。

自然の偉大さを感じていた人。それがレイチェル・カーソンという人でした。

レイチェル・カーソンの名言からの学び。[感動がないところに行動はない]

心が動いた時、体も動く

今回のレイチェル・カーソンの名言で心に残ったのが「美しいものを美しいと感じる感覚、新しいものや未知なものにふれたときの感激、思いやり、憐れみ、賛嘆や愛情などのさまざまな形の感情がひとたびよびさまされると、次はその対象となるものについてもっとよく知りたいと思うようになります。」という言葉でした。

何事も、行動しなければ始まらない。

よく成功論でも語られることですが、何も意欲のないところから行動することは難しいです。

感動とは感じて動くと書きます。その「行動」にまで導く心の変化、動き。それがあって初めて人は動き出すことができる。行動を起こすためにはまず何かに感動し、自分の心が動くことが大切であると、レイチェル・カーソンの言葉に触れて感じさせられました。

心が動いた時、体も動く

自然に感動しそれを多くの人に伝えたい偉人、レイチェル・カーソンの言葉からそれを学びました。

今日の英語

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emotion・・・感動

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