ネルソン・マンデラの名言からの学び。[自由という意味]

マンデラ 画像 世界の偉人の名言

何事も成功するまでは不可能に思えるものである。

8代目南アフリカ共和国の大統領、ネルソン・マンデラ

イギリスの植民地によるアパルトヘイト(人種隔離)の撤廃運動に奔走、逮捕され27年間の獄中生活を経験しながらも最後にはそれを成し遂げ、全人種の融和を訴えました

そんなネルソン・マンデラの名言を紹介し、その言葉たちからの学びである「自由という意味」について考察しました。

ネルソン・マンデラてどんな人?

  • 部族の首長の子どもとして生まれる
  • 先頭に立ち反アパルトヘイト運動を行う
  • 逮捕され27年間の獄中生活
  • ノーベル平和賞と大統領就任
部族の首長の子どもとして生まれる

ネルソン・マンデラは1918年に南アフリカ共和国のトランスカイ地方にあるクヌ村で首長の子供として生まれます。

19世紀初頭から南アフリカ共和国はイギリスの植民地になっていました。英語が公用語になるなど、文化もなどもイギリスの統治下に置かれるようになり、そのため様々な人種差別が存在していました。

マンデラは自分の部族でそのような植民地歴史や部族の首長として習慣や在り方を学ぶ一方でイギリス文化のキリスト教のミッションスクールにも通いました。

1939年に黒人学生のための高等教育機関であるフォート・ヘア大学に入学し、この時にアフリカをアフリカ人の手で統合しようとする運動、パン・アフリカ主義に触れました。

先頭に立ち反アパルトヘイト運動を行う

そして1941年に卒業すると南アフリカの首都ヨハネスブルグに移住し、その後ウィットワーテルスランド大学で法学を学び、学士号を取得しました。

1948年に国民党が政権を握ったことをきっかけに、白人政府は黒人のアパルトヘイト政策(人種隔離)を本格的に進めていきます。それによりさらなる黒人の権利の剥奪と差別が強まっていきました。

マンデラは反アパルトヘイト運動を行う青年同盟を創設していたため、この政策強化にともなってストライキデモなど、先頭に立って行いました。

そして1955年には他の政治団体とともに「南アフリカは、黒人も白人も、そこで暮らすすべての者に属する」の主張からなる自由憲章を発表し、白人も黒人も共存する平和社会を求めます。

逮捕され27年間の獄中生活

これを疎ましく思った政府とマンデラ側は次第に対立が過激化し、武装闘争に発展していきます。そしてテロリストとして政府に認定されたマンデラは1962年逮捕されてしまいます。そして裁判で終身刑を言い渡されました。

以降27年間マンデラは獄中生活を送るようになります。そんな中でも信念を曲げずに生きるマンデラは次第に黒人解放運動の象徴的な存在となっていきます。

そして南アフリカだけでなく、他国でも「マンデラを釈放すべきだ」という声が高まり始めます。それは大きなムーブメントとなり、ついに南アフリカ政府はアパルトヘイトを撤廃し、そして1990年、71歳の時にマンデラも釈放されました。

ノーベル平和賞と大統領就任

そして1993年、マンデラはノーベル平和賞を受賞します。そしてその翌年には南アフリカで初めての全人種参加の選挙が実施され、その結果マンデラは大統領に就任しました。

就任後のマンデラが注力したのが、長年の争いで対立が生まれた人種や民族をいかにして融和させるかということだった。そしてその象徴として南アフリカの国旗を「虹の国」を表す現在の6色のデザインに変更しました。

政治家を引退してからもマンデラの人気は衰えず、国民からの尊敬の念は変わることはありませんでした。そして2013年に95歳で息を引き取り、遺体は故郷のクヌ村に埋葬されました。

ネルソン・マンデラの名言

マンデラ イラスト

まず何よりも、自分に正直でありなさい。自分自身を変えなければ、社会に影響を与えることなど決してできません。偉大なピースメーカーはいずれも、誠実さと正直さ、そして謙遜さを兼ねた人たちです。

美しい南アフリカについての夢があるならば、その夢につながる道もまた存在します。そのような道のうち、2つの道の名前はきっと「善良(Goodness)」と「許し(Forgiveness)」でしょう。

もしもあなたが敵と平和を築きたいなら、敵とともに働かなくてはならない。そうすれば敵はあなたのパートナーとなる。

私たちは、私たちのうちなる神の栄光を証明するために生まれてきた。それは、限られた何人かにうちにだけあるのではない、すべての人のうちにある。私たちが、自分自身の光を輝かせるとき、他の人々も同じようにすることを無意識のうちに赦しているのだ。

生まれたときから、肌の色や育ち、宗教で他人を憎む人などいない。人は憎むことを学ぶのだ。もし憎しみを学べるのなら、愛を教えることもできる。愛は、憎しみに比べ、より自然に人間の心にとどく。

自由であるというのは、単に己の鎖を脱ぎ捨てるだけではなく、他人の自由を尊重し、向上させるような生き方をすることである。

自分の才能よりも低く見積もった無難な生活に、情熱などまったく存在しない。

言葉から見た、ネルソン・マンデラてこんな人!

憎しみをこえた愛情を持った人

南アフリカのアパルトヘイトの目標はアフリカ人8割の人口を国土13%にしか満たない場所に隔離することでした。そしてその他にも非人道的な行為や差別が常にアフリカ人に向けられる。それが当たり前の社会でした。

自分たちの土地を奪い、支配した白人に対して、恨みを持っても何らおかしくはない状況の中、マンデラが目指したのは白人を南アフリカの土地から追い出すことではなく、全人種の融和でした。

生まれたときから、肌の色や育ち、宗教で他人を憎む人などいない。人は憎むことを学ぶのだ。もし憎しみを学べるのなら、愛を教えることもできる。愛は、憎しみに比べ、より自然に人間の心にとどく。

というマンデラの言葉にもあるように恨みによる敵対ではなく、愛による融和を選んだマンデラは、彼らの行ってきたことも許し、前を向いて分かち合おうとしたのだと感じさせられます。

憎しみをこえた愛情を持った人。それがネルソン・マンデラという人でした。

ネルソン・マンデラの名言からの学び。[自由という意味]

他人の自由を尊重することが本当の自由である

今回のマンデラの名言で印象的だったのが「自由であるというのは、単に己の鎖を脱ぎ捨てるだけではなく、他人の自由を尊重し、向上させるような生き方をすることである。」という言葉でした。

何にも縛られずに自由に生きる。

そんな生き方に憧れることもあると思います。しかし何にも縛られない生き方なんて果たしてできるのでしょうか。

自給自足をしている人でも、生活に必要なものなど他人の力を全く頼らずに暮らしている人はほとんどいないと思います。実感は少なくても、多くの事柄がは助け合いで成り立っています

本当の自由とはそんな助けてくれる周りの人たちの自由こそ尊重し、よりよく生きれるように尽くすこと。それがこの社会での自分の自由生きやすさにもつながっていくのかなと、マンデラの言葉をみて感じさせられました。

他人の自由を尊重することが本当の自由である

南アフリカの偉大な大統領ネルソン・マンデラの言葉からそれを学びました。

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