リオネル・メッシの名言からの学び。[辛いことは愛で超える]

メッシ 画像 偉人の名言

ゴールがあるから蹴るんじゃない。僕が蹴るからゴールがあるんだ。

アルゼンチンのサッカー選手、リオネル・メッシ

いまだ現役にして数々の伝説や驚異的な記録を残し、サッカーファンでなくてもその名を聞いたことがあるくらい、現代そしてこれからのサッカー史にその名を刻み続けるスパースターです。

そんなメッシの名言を紹介し、その言葉たちからの学びである「辛いことは愛で超える」について考察しました。

リオネル・メッシとは?どんな人? 生い立ち・生涯・経歴を紹介

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  • 10歳の時に成長ホルモンの病気が発覚
  • 13歳でバルセロナの入団テストに合格
  • 病気を克服し、10代から活躍
  • サッカー史に残る記録をいくつも残す

10歳の時に成長ホルモンの病気が発覚

リオネル・メッシは1987年、アルゼンチンで3番目に大き都市ロサリオで生まれます。父親と母親の祖先は両方ともイタリア人であっため、イタリア系のアルゼンチン人として育ちます。

メッシがサッカーを始めたのは5歳の時で、父親がコーチをしていたクラブに加入して本格的に取り組むようになりました。また8歳の時には地元のクラブのニューウェルズ・オールドボーイズのユースチームに加入します。

幼少期からその才能はずば抜けており、ユースの中でもゴールを量産していたメッシですが、10歳の時に完治のない病と言われている成長ホルモン分泌不全病を患っていることが発覚します。

13歳でバルセロナの入団テストに合格

この病気は成長ホルモンを投与しないと体が成長しない難病で、それには多額の治療費もかかることからメッシの家族でそれを工面するのはとても難しい状況でした。

当時所属していたクラブが治療費の援助をしてくれていたものの、あまりに高額なため、次第にその契約も終了することとなってしまいます。

そんな時、転機となったのが現在も所属するスペインの名門クラブバルセロナの入団テストでした。13歳の時にこのテストを受けたメッシは見事に合格します。当時ユースの監督をしていたカルロス・レシャックはメッシを一目見ただけで合格を決めたと言います。

病気を克服し、10代から活躍

治療費もバルセロナが全額負担することで契約は成立し、メッシは家族とともにスペインに移住します。13歳の時のメッシの身長は140cmしかなく、これは同世代の日本人男子の平均が156cm(※参照ココ)と比べてもとても小さいことがわかります。

そんなメッシも治療を続けたことで順調に成長し、身長も170cmまで伸びました。そして17歳の時にトップチームデビューを果たすと世界のトッププレイヤーが集まるバルセロナの中で徐々に先発に定着します。また19歳の時にはレアルマドリードとの伝統の一戦でハットトリックを決めるなど10代にしてその存在は突出したものになっていきました。

そして2008年にはチームの絶対的エースであったロナウジーニョがACミランに移籍したことにより、メッシはその背番号10番を受け継ぎます。そのシーズンでは公式戦38得点を挙げ、名実ともにエースとしてバルセロナを牽引していくことになります。

サッカー史に残る記録をいくつも残す

驚異的な活躍で数々の記録を塗り替えてきたメッシ。2011年シーズンにはリーグ戦50ゴールというリーグ歴代最多得点を記録し、37年ぶりにその記録を更新しました。

デビュー当初こそ怪我も多くありましたが、その後は大きな怪我もなく約10年間にわたり1試合1得点以上のペースで活躍するなど超人的なプレーを続けています。

2019年で32歳となったメッシ。サッカー選手としてはピークを超えた年齢ではありますが、2018年シーズンでもリーグ36得点で得点王となりそのプレイはまだまだ多くの人を魅了し続けています。

リオネル・メッシの名言

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努力すれば報われる? そうじゃないだろ。報われるまで努力するんだ。

世界一の選手かどうかを心配するよりも、良い人間かどうかを心配する。今の生活が終わったあと、何が残るか? 僕が引退した時、僕は良い人間だったと記憶されていたいんだ。

最高の決断は頭でするじゃない、本能でするんだ。

攻撃の選手は試合の勝敗を決める。ディフェンスの選手は大会の勝敗を決めるんだ。

あなたはどんなことでも克服することができる。ただそれは、あなたが心から愛するものを持っている場合だけだ。

僕は生まれながらの天才ではない。努力の人間なんだ。

サッカー選手は時計職人に通じるかもしれない。才能や優雅さは、厳格さや正確さがないと意味を成さないんだ。

言葉から見た、リオネル・メッシてこんな人!

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天才を形づくる努力の人

メッシの才能は歴代サッカー選手の中でもトップクラスで、残してきた数々の成績は長いサッカー史上でも群を抜いています。

同じく突出した才能として比較されるのが同世代のクリスティアーノ・ロナウドで、よく言われるのが「メッシは天才」「ロナウドは努力の人」というフレーズです。

ロナウドは練習時間に誰よりも早く来て、誰よりも遅くまで残り自主練すると言われるくらいトレーニングに打ち込むことが象徴的なエピソードとして語れます。

そんなロナウドに比べメッシは持って生まれた才能で活躍しているように扱われることも珍しくないですが、10年以上の長期にわたり活躍し続けるのは才能だけでは不可能でしょう。また幼少期から持病の治療をしながらサッカー選手を目指すことも彼にしかわからない数々の苦労があったと感じさせらます。

メッシは「僕は生まれながらの天才ではない。努力の人間なんだ。」と、言葉を残していますが、努力なくしてここまでの天才的なプレーは生まれないのでしょう。

天才を形づくる努力の人。それがリオネル・メッシという人でした。

リオネル・メッシの名言からの学び。[辛いことは愛で超える]

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困難を乗り越える力は

今回のメッシの名言で印象的だったのが「あなたはどんなことでも克服することができる。ただそれは、あなたが心から愛するものを持っている場合だけだ。」という言葉でした。

幼少期に成長ホルモンの病気になったメッシは健康な人とは違い、毎晩自分にホルモン注射を打たないといけない生活を続ける必要がありました。

「毎晩の注射」と聞いただけで、その辛さを少しはわかる気がしますが、小さいときからそれを経験しなければならないのは、とても苦しいかっただろうなと推測できます。

そんな辛い状況でもメッシが前を向くことができたのは、「サッカーをしたい」という純粋なサッカー愛を強く持っていたからでした。

多くの苦労や辛いことも乗り越えられるのは、その先にある希望的な未来掴み取りたい何かがある時で、それが見えているから、「もう少し頑張ろう」と今を努力できるのだと感じます。

その希望を思い続ける愛情が、多くの困難を乗り越える原動力なのだとメッシの言葉に触れて感じさせられました。

困難を乗り越える力は愛

現代に生きるサッカーのレジェンド、リオネル・メッシの言葉からそれを学びました。

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