ジークムント・フロイトの名言からの学び。[意味のあるもの]

フロイト 画像 偉人の言葉

言葉で諦める者は、現実でも諦める。

心理学の三大巨匠の一人ジークムント・フロイト

また精神分析学を創った人であり、その中で人が意識していない状態「無意識」を初めて扱ったことで有名で、現代思想にも多大な影響を与えました。

今日はそんなフロイトの名言を紹介し、その言葉たちからの学びである「意味のあるもの」について書いていきます。

ジークムント・フロイトてどんな人?

  • ユダヤ人としてオーストリアに生まれる
  • 精神分析学を創る
  • 関心は「無意識」へと向かっていく
  • 晩年はイギリスで生活
ユダヤ人としてオーストリアにで育つ

フロイトは1856年、現在のチェコに当たるオーストリア帝国のフライベルクで生まれます。両親はユダヤ人で父親は毛織物商人をしていました。

一家はフロイトが3歳の時にオーストリアの首都ウィーンに移住し、フロイトは10歳の時にヨーロッパの中高一貫校であるギムナジウムに入学します。

そして17歳でウィーン大学に入学し、物理学などを学びます。また生理学研究所に入り、カエルや魚などを解剖し脊髄神経細胞を研究、論文も残しています。

精神分析学を創る

25歳で大学を卒業し、1884年から2年間ほどコカインの研究に取り組み局所麻酔剤として手術の使用に成功します。しかし次第にコカインの中毒性と常習性がわかると、危険物質としての認識が世界に広まります。

29歳の時にはパリに移り催眠によるヒステリー症状の治療法を勉強します。この時学んだことが、のちの精神分析の研究につながっていきます。

翌年にウィーンに帰国するとパリで学んだ治療法を生かし医者として開業します。また独自に改良を加え自由連想法にたどり着き、この時の治療法を「精神分析」と名付けます。

関心は「無意識」へと向かっていく

フロイトは39歳の問いにヒステリーの原因は幼少期に受けた虐待や心の傷、いわゆるPSDからくるものだと提唱、いわゆる原因論です。

フロイトは学生時代の教育から生涯無神論者であり、そのため宗教自体に対する拒否姿勢を示していました。そのためアドラーユングといった学者とも仲違いしていきます

その後フロイトの精神分析はヒステリーや心的外傷から「無意識」へと関心を移し、自我や超自我といった構造論を確立していきます。

晩年はイギリスで生活

1914~18年にかけて第一次世界大戦が起こり、その影響を受けウィーンの人々も貧困や精神病に陥ります。そのためフロイトは戦争によるストレスを受けた患者を多数診察します。

その後、弟子や身内の死など立て続けに不幸に見舞われたフロイト。また第二次世界大戦ではユダヤ人迫害を受け、イギリスに亡命、その後はロンドンで余生を過ごします。

そして1939年末期の癌を患っていたフロイトは83歳で息を引き取りました。

ジークムント・フロイトの名言

フロイト イラスト

ほとんどの人間は実のところ自由など求めていない。なぜなら自由には責任が伴うからである。みんな責任を負うことを恐れているのだ。

誇張を受けたものは、欠如を現わしている。

自分に対してとことん正直になること、それが心身によい影響を与えるのである。

人生の目的に対する疑問点は無限といってよいほどにしばしば提出されてきているが、ついぞ満足できるような答えが与えられたことはない。また、そのような答えはおそらく決して許されないものなのだろう

美というものには具体的な使い道はなく、明確な文化的必要性も全くない。しかし、それなしでは文明は成り立たない。

あらゆるものの中心に愛を置き、愛し愛されることに至上の喜びを見出せたとき、幸福は訪れる。

いつも自分の外側に力や自信の源を探してきました。でも、本当は自分の内側にあるものです。自分の中にしかありません。

言葉から見た、ジークムント・フロイトてこんな人!

正直に生きた人

フロイトは正直に生きることの尊さを名言の中で語っています。キリスト教など宗教が歴史や文化をつくってきたヨーロッパにおいて無神論を語ることは勇気のいることだと思います。

それにより疎遠になった仲間や弟子も実際にいる中、彼は自分の考えることを大切にし、自分自身に嘘をつかない道を選んだのだと感じさせられます。

自分に正直に生きた人。それがジークムント・フロイトでした。

ジークムント・フロイトの名言からの学び。[意味のあるもの]

無価値のものに意味が宿る

今回のフロイトの名言で心に残ったのが、「美というものには具体的な使い道はなく、明確な文化的必要性も全くない。しかし、それなしでは文明は成り立たない。」という言葉でした。

最近ネットの記事で「役立つもの」と「意味あるもの」についての話がこの言葉に関係深そうなので紹介します。

例えば同じような無地のTシャツがあるとします。デザインもさほど変わらず、品質的にもほとんど差がないのに値段は桁が一つも二つも違ったりします。

前者は役立つもので後者が意味あるもの。と記事では定義しています。役立つものとはTシャツの機能を満たしていればよくて、意味あるものはそれに価値をつけたものです。

ブランドと言われるものがその類で、あらゆる商品でブランド化しているものとそれ以外のものとでは値段という数字に大きな差できます。

そしてブランドをブランドたらしめているのは、人の感情の揺れ動きであり、そのモノを持つことによって自分の心が高揚したり、喜びに満たされるかどうか。それがブランドが持つ力です。

それは機能を満たすだけでは達成できないものであり、それが「意味」ということにつながってくるのです。

今回のフロイトが語った「美しさ」も、相対的で人によって感じ方が変わります。誰かにとっては価値があるものでも、他の人では無価値に感じることもある。しかしこの無価値なモノは「役立つだけのもの」が持ち得ない意味を生じさせます。

テクノロジーの進化で役立つものが溢れる世の中。その中で一見価値のないもの、それにこそ次の時代は価値を見出すのかもしれない。フロイトの言葉に触れそう感じさせられました。

無価値のものに意味が宿る

精神分析を考え心理学の巨匠と言われたジークムント・フロイトの言葉からそれを学びました。

今日の英語

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unconscious・・・無意識

worthless・・・無価値

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