[ノーベルの名言からの学び]言葉を形にする行動力の大切さ。

ノーベル 画像 偉人の言葉

心配は胃の最悪の毒である。

世界でも最大級の権威であるノーベル賞。その賞の起因となったアルフレッド・ノーベルは遺言で全財産が人類の発展に使われることを望み、

ノーベル賞は毎年、人類の発展に貢献した人達に送られています。

今日はそんなノーベルの名言とそこからの学びである「行動力の大切さ」について考察します。

ノーベルてどんな人?

  • スウェーデンに生まれ、ロシアで育つ
  • ニトログリセリンとの出会い
  • ダイナマイトの発明
  • 遺言、ノーベル賞の誕生
スウェーデンに生まれ、ロシアで育つ

アルフレッド・ノーベルは1832年にスウェーデンの首都、ストックホルムで生まれます。父親は家族を養うためにロシアに出稼ぎに出ており、船を爆破する機雷という武器の工場を成功させます。それに伴な家族もロシアに引っ越しました

勉強熱心だったノーベルは10代の時から父の手伝いをしていました。その後アメリカへ留学し、知識を得ていきました。

最先端の文明に触れながら、科学は軍事的な意味合いだけでなく、一般社会の暮らしを豊かにするもの志ひとつで可能性はいくつにも広がっていくと、自分たちがやってきた火薬の技術も大きな意味があると考えました。

ニトログリセリンとの出会い

ノーベルがロシアに帰国すると、すぐクリミア戦争が始まり、実家の工場は寝る暇もないくらいに大忙しになりました。

その時期に知人に紹介されたのがダイナマイトの原料となるニトログリセリンで、少しの衝撃でも爆発してしまう繊細な物質なため、当時は制御が難しいとされていました。

しかしたった一滴でガラスのビーカーを吹き飛ばすニトログリセリンの威力に感動したノーベルは、一般的に使用可能にするための研究を始めます。

その後ロシアの皇帝が変わり、それにより戦争も終了したため、資金も得られなくなった工場は多くの借金を抱え倒産してしまいました。両親はスウェーデンに戻りましたが、ノーベルと二人の兄はロシアに残り、それぞれの道で一族の再興を誓い合います

ダイナマイトの発明

ノーベルは引き続きニトログリセリンの研究を続け、29歳の時についに爆破実験に成功。その威力は凄まじく、評判は一気に広がりをみせます。国もそれに注目し、鉄道拡大などの事業に役立てられました

しかしその一方で繊細なニトログリセリンの特性から、輸送の際に暴発する事故が多発し、ノーベル自身も、事故で弟と工場を失ってしまいます

ノーベルは安全性を求め、ニトログリセリンの固体化を試みます。彼は珪藻土という海底などに積もった吸収力の高い土にニトログリセリンをしみ込ませることでそれを実現し、実験ではそれまでにない高い安全性を証明しました。

この改良された爆薬は「ダイナマイト」名付けられました。

遺言、ノーベル賞の誕生

ダイナマイトの発明によりノーベルの工場は世界中に拡大し、鉄道、鉱山、運河の開発に大きく貢献していきます。

その一方でダイナマイトが戦争に利用されることもあり、ノーベルに対する社会的な批判は後を絶たなかったと言います。

ノーベルは科学技術はそれを用いる人間の志次第で、その結果は大きく変わると訴えました。また寄付や慈善活動にも積極的に取り組み、平和についても常に思考を巡らせていました

ノーベルは1896年に63歳で亡くなりますが、その後の遺言で「全財産を人類に貢献した個人や団体を表彰するために運用してほしい」と残し、それにより1901年にノーベル賞が誕生します。

その後ノーベル賞は、アインシュタイン、キューリー夫人、マザーテレサなど、多くの偉人たちに激励と賛辞を与えていきました。

ノーベルのことば

ノーベル イラスト

正しい人というのは、たいてい噓つきである。

類似点と相違点の観察と探索が、すべての知識の基礎であるといっても過言ではない。

心に対して愛することを強制できないのは、胃に対して食べ物を消化するように強制するのができないのと同じである。

幸せを祈る気持ちだけでは、平和を成すことはできない。

この世の中で悪用されないものはない。科学技術の進歩はつねに危険と背中合わせだ。それを乗り越えてはじめて人類の未来に貢献できるのだ。

1000個のアイデアがあったとしても1個実現したら良い方だ。

人生は気高いもの。自然から授かったこの宝石を人は磨く。輝く光がその労に報いてくれるまで。

言葉から見た、ノーベルてこんな人!

文明と戦争の間で生きた理想主義者

ノーベルが発明したダイナマイトは、わかりやすく戦争の武器に直結するような科学の進歩でした。そのため自身に対する批判も多く、常に戦争と文明発達の間で苦悩した人でした。

ダイナマイトが戦争を促進する道具になるのであれば、それと同じに大きな力により抑止にもなることもできるとノーベルは考えました。現代の核武装などにもつながる考え方です。

ノーベルは爆薬の研究に取り組み始めた時に感じた、「技術の結果は志ひとつで大きく変わる」という物事にはいい面も悪い面も両側面あり、それを良い面にしていくのは人の志によって決まると考えていたと思います。

だから自分が死んだ後にも、平和につながる偉業を残した人々を応援したいと考えたのだと思います。純粋に最後まで人類発展のための理想を掲げたのがアルフレッド・ノーベルでした。

ノーベルの名言からの学び。「言葉を形にする行動力の大切さ。」

志を失わずに行動し続けることで結果は変わる

ノーベルの名言の中の「幸せを祈る気持ちだけでは、平和を成すことはできない。」にもあるように、彼は常に思考を行動に移すことを大切にしていたと感じます。

ノーベルの発明したダイナマイトは戦争によって多くの人の命を奪った側面と、トンネル作りや様々な土地開発に貢献し、我々の生活を豊かにした分かりやすい両極端な面を持っています。

結果的に武器として使われることも多かったダイナマイトですが、ノーベルは決して立ち止まらず行動し、平和への道を模索し続けました。

それは死んでもなおノーベル賞というものに形を変え、人類の発展に貢献する世界でも最大に権威の高い賞として多くの人の目標にもなっています。

生きていると自分が意図しない理不尽な方向に物事が変化することもよくあると思います。

しかし、そんな時でも志を失わずに行動し続ける

その行動がまたいつか、何かの変化をもたらしてくれる。

行動なくして変革はありえないんですね。

批判と栄光を受ける歴史的な発明をしながら、平和への行動を続けたアルフレッド・ノーベルから

行動力の大切さを学びました。

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invention・・・・発明

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