フリードリヒ・ニーチェの名言からの学び。[生かされるということ]

ニーチェ 画像感謝の名言

孤独な者よ、君は創造者の道を行く。

ドイツの哲学者、フリードリヒ・ニーチェ

実存主義の先駆者として知られ、またそれまで理性を探求するだけだった哲学を人間自身の探究へと変革し、様々な概念を提唱した哲学者です。

今回はそんなニーチェの名言を紹介し、その言葉たちからの学びである「生かされるということ」について考察します。

フリードリヒ・ニーチェてどんな人?

 ニーチェの名言からの学びのイラスト3
  • 幼少期から文才を発揮
  • 大学で哲学部に所属
  • 24歳で大学の教授に就任
  • 大学を辞め執筆活動へ
幼少期から文才を発揮

ニーチェは1844年にプロイセン王国(現在のドイツ)で生まれます。父親はルター派の牧師をしており、また王家の教育係も務めいてたことから家庭はとても裕福でした。

しかしニーチェが5歳の時に父親が亡くなり、またそれに続き弟も病気で亡くなってしまいます。それにより母親はニーチェと妹を連れて小都市のナウムブルクに移住します。

大きく環境が変わる中、ニーチェは6歳で小学校に入学すると10歳でドイツの中高一貫校であるギムナジウムに入学します。また私塾ではギリシア語やラテン語を学び、この時期には自伝などを書き残すなど早くから文学に精通していました。

大学で哲学部に所属

学校での成績も優秀だったニーチェはドイツの名門ギムナジウムであるプフォルター学院に特待生として招かれます。そしてそこで古典や哲学を学びました。

20歳でプフォルター学院を卒業すると、ドイツのボン大学に進学します。そして神学部と哲学部に所属しました。

父親が牧師という敬虔なキリスト教の家庭で育ったニーチェですが、入学してしばらくすると信仰を放棄し、神学よりも哲学に多くの興味を惹かれるようになります。

24歳で大学の教授に就任

また古典文献学の教授であったリッチェルをとても尊敬し、彼がボン大学からライプツィヒ大学に転職すると、ニーチェもその後を追うようにライプツィヒ大学へと編入しました。

そんなリッチェルの働きかけもあり、ニーチェは24歳という異例の若さでスイスのバーゼル大学の教授に就任します。その時のニーチェはまだ大学生で、博士号や教員資格なども一切持っていませんでした

そして27歳の時には最初の著書である「悲劇の誕生」を出版し、また29歳から32歳にかけて4本の評論を発表します

大学を辞め執筆活動へ

幼少期から近眼や偏頭痛など体に問題を抱えていたニーチェは、35歳ごろから病気がちになり体調を崩すと、仕事にも支障をきたすようになり、10年間勤めた大学を辞めそれ以降は執筆活動に専念することとなりました。

その後はヨーロッパの様々な都市を旅しながら、療養と執筆にいそしんだニーチェは毎年一冊のペースで本を書き上げ、多い時には5冊もの本を出版しました。

しかし晩年は精神病院に入院するなど精神を病んでしまったニーチェ、そして1900年、55歳の時に肺炎を患い帰らぬ人となりました。

フリードリヒ・ニーチェの名言

ニーチェの名言からの学びのイラスト1

一日一日を始める最良の方法は、目覚めの際に、今日は少なくとも一人の人間に、一つの喜びを与えることができないだろうかと、考えることである。

君の魂の中にある英雄を放棄してはならぬ。

心の中に未来にふさわしいビジョンを描け。そして、自分を過去の末裔であるという迷信を忘れるんだ。あの未来の生を思い巡らせば、工夫し、発明すべきものが限りなくある。

何か新しいものを初めて観察することではなく、古いもの、古くから知られていたもの、あるいは誰の目にもふれていたが見逃されていたものを、新しいもののように観察することが、真に独創的な頭脳の証拠である。

われわれが広々とした自然にこれほどいたがるのは、自然がわれわれに関してなんら意見をもっていないからである。

人生には進歩と退歩の二つしかない。現状維持とはつまり退歩している証なのだ。

脱皮できない蛇は滅びる。同様に、意見を変えることをやめた知性は途絶えてしまう。

言葉から見た、フリードリヒ・ニーチェてこんな人!

ニーチェの名言からの学びのイラスト2

強い意志を持った人

哲学者として様々な功績を残したことで有名なニーチェ。彼は過去の常識を冷静に見直し、自分なりの思考で新たなる概念を提唱しました。

その始まりは宗教からの脱却からでした。当時のヨーロッパまた敬虔なクリスチャンの家庭で育ちながら離教することはとても難しかったことであろうと推測できます。

しかし疑問を抱いた自分の気持ちに正直に生きる。そんな強い意志があったからこそ、それまでにない概念や価値観を見出すことができたのかもしれません。

それは彼の「君の魂の中にある英雄を放棄してはならぬ。」という言葉からも感じることができます。

強い意志を持った人。フリードリヒ・ニーチェという人でした。

フリードリヒ・ニーチェの名言からの学び。[生かされるということ]

ニーチェの名言からの学びのイラスト4

与えられたものを認識する

今回のニーチェの名言で印象的だったのが「われわれが広々とした自然にこれほどいたがるのは、自然がわれわれに関してなんら意見をもっていないからである。」という言葉でした。

現在の人間(ホモサピエンス)が地球に誕生したのは約20万年前と言われています。その間人類は自然と共に生きてきました

科学が発達し、人工物があふれる社会になってもそれは変わらず、スマホやコンクリートも自然の鉱物が原料になっています。空気、緑、水などなど、人間にとって欠かせないものは無数にあり、それらが無くなったとしたら、人は1秒も生きていけないでしょう。

災害が起きた時に感じるのは自然の恐ろしさでもありますが、それと同時に食糧や水が当たり前にそばにあるありがたさも改めて感じさせられます。

自然は人を生かすように、またそれが当たり前かのように存在しています。

環境問題が騒がれて久しい世の中ですが、自然に与えられ生かされている感覚。その意識を持つことができれば、自ずと自然に感謝し労わる行動につながるのかなと、今回のニーチェの言葉に触れて感じさせられました。

与えられたものを認識する

哲学者ニーチェの名言からそれを学びました。

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