天才ニュートンの名言からの学び。[成功は考えることをやめないこと]

ニュートン 画像世界の偉人の名言

年がら年中、そのことばかりを考えていただけです。

イギリスの自然哲学者、数学者、物理学者、天文学者、神学者と多くの肩書きを持つ、アイザック・ニュートン

リンゴが落ちるという何気ない出来事から歴史を動かす万有引力を発見し、後代の数学の基礎となる微分・積分や二項定理も20代で発見した天才学者です。

今回はそんなアイザック・ニュートンの名言を紹介し、その言葉たちからの学びである「成功は考えることをやめないこと」について考察します。

アイザック・ニュートンとは?どんな人? 生い立ち・生涯・経歴を紹介

ニュートンの名言からの学びのイラスト1
  • 幼少期から天才
  • 青年期も天才だった。
  • 22歳で万有引力を発見
  • 人類の宝の著書を発行

幼少期から天才

イギリス生まれのニュートンの家庭環境はやや複雑でした。

ニュートンが生まれる前に父親は死んでしまい、母親も3歳の時に再婚し、家を出て行ってしまいます。そのためニュートンは祖母に育てられることとなりました。

幼い頃から勉強読書好き。小学生の時には水時計を発明し、村の人たちもそれを見て時間を確かめていたといいます。

青年期も天才だった。

父親が農業を営んでいたこともあり、一時期は学校を辞め、農家としての道も選びますが、「偉大な才能を絶やしてはいけない」という学校の校長や周囲の声もあり、学校に復学し、その後名門のケッブリッジ大学に入学します。

しかし大学在学中にロンドンでペストという伝染病が大流行し、大学も閉鎖しなければいけない状況に追い込まれます。

ニュートンは実家に戻り独自に勉学に励みますが、この期間がニュートンにとって貴重な時間となります。

22歳で万有引力を発見

大学が休みの期間、ニュートンが木の下で本を読んでいると、リンゴが一つ木から落ちてきます。

ニュートンはそれを見てリンゴは落ちてくるのに、「なんで月は落ちないのだろうか?」と空を見て疑問に思います。

そこから月は地球に引き寄せられることで地球の周りを回っていること。あらゆる物体は互いに引き合うということを発見します。それが有名な万有引力です。

この時ニュートンは若干22歳の青年でした。また現代の高校の数学でも習う微分・積分二項定理もこの期間に発見されました。

なんとニュートンの三大偉業とされるこれらは、全部20代前半になされたことだったのです。

正真正銘の天才ですね。。。

人類の宝の著書を発行

大学の閉鎖が終わると、その後も順調に研究を続け、27歳の若さでケンブリッジ大学の教授となります。

そして人類の宝の本、近代科学における最も重要な著作とも言われるプリンキピア「自然哲学の数学的諸原理」を発行します。ここであの万有引力天体運動を解説しています。

ガリレオガリレイらが残した科学の足跡を天才ニュートンが発展させ、さらにそこから20世紀の天才、アインシュタインへとそれは引き継がれていきます。

アイザック・ニュートンの名言

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どんな行動にも、必ずそれと等しい反対の反応があるものである。

私が遠くを見ることができたのは、巨人たちの肩に乗っていたからです。

成功に必要なことをあえて一つ述べるとすれば、それは、「つねに願望や目標について考えることだ」と言うことに尽きると思います。なぜなら、私たちの人生は私たちの「思考」でつくられているからです。

宇宙には同一のデザイナーのしるしがある。だから、すべてのもの、唯一のまた同一の存在者に帰属するものでなければならない。

もし私が価値ある発見をしたのであれば、それは才能ではなく忍耐強く注意を払っていたことによるものだ。

諸物の多様さと混乱のうちにではなく、つねに単純さのうちに真理は見出される。

発見する方法は、簡単です。1週間、1ヶ月、1年と、そのことだけを考え続けるのです。そうすると月明かりが指してくるように、問題が見えてくるのです。

言葉から見た、ニュートンてこんな人!

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小さなことにこそ意識を注いだ観察者

ニュートンが万有引力を発見したのは、物が上から下に落ちる。という当たり前すぎる日常に疑問を持ち、観察し、考察した結果でした。

普通の人だと見逃してしまうようなほんの些細なことでも、意識をとめる。ニュートンの言葉には発見という文字よりも、

よく見てよく考える。この二つがより強調されている気がします。

発見とは突発的なアイデアやひらめきではなく、日常を注意深く観察した結果なんですね。

ニュートンはそんな日常の観察者でした。

天才ニュートンの名言からの学び。[成功は考えることをやめないこと]

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成功は思考停止からは生まれない。

ニュートンは勉強の虫であり、研究の虫でした。四六時中本を読み、実験、検証し、多くのアイデアを試していました。その小さな積み重ねが、偉大な発見に繋がっていったのです。

それは彼の言葉でもあるように、常にそのことについて時間を費やし深く考えていたことの結果でしょう。

メジャーリーグで活躍するダルビッシュ選手はやみくもに素振りを1000回しても野球は上手くならない。

常に試合をイメージして、考え、修正しながら素振りをすることが大切。と言ってました。

やみくもに努力しても、それが実らないことのわかりやすい例で、何をやるにでもよく考えないとダメなんですね。

成功は思考停止からは生まれない。

誰よりも物事や日常に注意を向け、考えていたことがニュートンを天才と言わしめている理由だと、彼の言葉から感じさせられます。

世紀の大発見をした天才ニュートンの言葉から

常に考えることの大切さを学びました。

今日の英語

  • consider・・・・よく考える
  • observation・・・・観察