リーダーとは「希望を配る人」のことだ。
洋画が苦手な僕でも好きな映画がありまして、それがレ・ミゼラブルです。
ミュージカル映画なのですが、とてもとても感動しました。映画にこんなに引き込まれたのはホント久しぶりな気がします。この映画の舞台は1700年後半のフランス革命の時代。その時代にひときわ台頭した人物、
それがナポレオン・ボナパルトです。
今日はフランスの皇帝ナポレオンの名言を紹介します。
ナポレオンとは?どんな人? 生い立ち・生涯・経歴を紹介
本当はイタリア人だったかも?
ナポレオンは1769年に地中海のコルシカ島という島に生まれます。
そこは昔からイタリアの占領下だったのですが、ナポレオンが生まれる少し前の1729年に独立戦争が起こり、最終的にはフランスが統治することになりました。
もしナポレオンがもう少し早く生まれていたらイタリア人だったかもしれない。。。もしそうだったらヨーロッパの歴史はまた全然違っていたかもしれません。
カリスマ。フランス革命の英雄。初めての皇帝。
当時絶対的な権力を持っていた王様。その体制に対する民衆の不満が爆発したのがフランス革命。
民主主義と資本主義を求めたこの市民革命運動は歴史を変えるほどの巨大なもので、革命を成し遂げた後、フランスは混沌の時代に入ります。
それをまとめ上げたのが軍人出身のナポレオンでした。
法を作った!現代にも大きな影響を与えるナポレオン法典。
彼はフランスで初めての皇帝に即位し、名を残す人物になりました。
また彼が作った民法、個人主義、自由主義からなるナポレオン法典は、現代の法典にも多大な影響を与え、規範ともなりました。
世界で初めて缶詰を発明した。
そんな数々の偉業を成し遂げたナポレオンの雑学を一つ。
スーパーでもよく売られている缶詰ですが、あれを初めて使用したのがナポレオン軍だったと言われています。戦争中の食料の保存のために缶詰を使ったのですが、当時は割れやすかったり重かったりしたみたいですね。。。時間をかけて改良され現在の保存食として使われるまでになりました。
ナポレオンの名言
勝利は、わが迅速果敢な行動にあり。
最も大きな危険は、勝利の瞬間にある。
我輩の辞書に不可能という文字はない。
勇気は愛のようなものである。育てるには、希望が必要だ。
死ぬことは何でもない。しかし征服されて、名誉を失ったまま生き長らえるのは、毎日死ぬようなものだ。
決して落胆しないこと。それが将軍としての第一の素質である。
真の英雄とは、人生の不幸を乗り越えていく者のことである。
言葉から見た、ナポレオンてこんな人!
圧倒的な自信で民衆を惹きつけた、正統派のカリスマリーダー
といった印象をナポレオンの言葉から受けました。
自分の行動に迷いがない。死ぬことも恐れない推進力。大きな決断も迅速に行える勇気もリーダーの気質が伺えます。
ナポレオンの言葉には軍人らしい、死を覚悟したものが多い気がします。少しの選択の遅れが、死に直結するような状況で、熟考しながらも早い決断をする潔さが感じ取れます。その「死」をある意味恐れず、自由を求め戦ったこの人の姿に多くの人が惹きつけられ、支持したのかもしれません。
事実に裏打ちされた自分に対する自信は「この人なら大丈夫かも」と周りに思わせる強い力に変わるんでしょうね。
ナポレオンの名言からの学び。「人を惹きつけるリーダーの言葉」
リーダーとは常に自分を信じ、突き進むことができるか人。
リーダーだけでなく、人の心を動かすには堂々とした佇まいと、この人なら大丈夫と思ってもらうことが大切なんでしょうね。
ナポレオンの「不可能という文字がない」という言葉からもわかるように常に自分を信じ、できることしか考えていなかったんだろうなと思いました。人と比べたり、いろんな逆境に置かれると、なかなか信じることって難しいけど、
そんな状況でもまずは、自分に自信を持つこと。
それが自分自身が前に進み、多くの人を惹きつけることなんだと、ナポレオンの言葉から学びました。