
誰にでも可能性はある、私も最初はゼロだった
日本の歌手、安室奈美恵さん。
2018年に電撃引退し、最後の全国ツアーには500万を超える応募が殺到しました。10代から活動を始めてから、引退の最後の日まで人気は衰えることなく人々を魅了しました。
今回はそんなカリスマ的人気を誇った安室奈美恵さんの言葉を紹介し、その言葉たちからの学びである「自分の直感で生きる」について書いていきます。
安室奈美恵とは?どんな人? 生い立ち・生涯・経歴を紹介

沖縄出身のプロシンガー
沖縄タレント養成学校に小学生の頃から通っていた安室さん、その学校の特待生だったり、ローカル番組のカラオケ大会で優勝するなど、小さい頃から才能の片鱗を感じさせていました。
最初は女優志望で演技などのレッスンもしていたみたいですが、ある日ジャネットジャクソンのミュージックビデオを見て衝撃を受け、それからは歌とダンスにのめり込んでいきます。
アムラーが社会現象に
1995年にソロアーティストとして本格的に活動を始めると、小室哲哉プロデュースでミリオンセラーを連発するなど、1990年代の音楽シーンを牽引する存在となります。
歌だけでなくファッションの流行も作るなど当時の女性たちのカリスマ的存在でした。厚底ブーツ、細い眉毛、ミニスカートなど、安室さんの真似する通称「アムラー」が社会現象になったりもしました。
ブレない姿勢
安室さんはライブでMCを入れないことで有名ですが、それは彼女のプロ意識の表れでもありました。
10代の頃から「ジャネットジャクソンみたいなコンサートをやりたい」と自分のビジョンを明確に伝えられる人だったと言います。
ですが、人と馴れ合わない一面もあり、小室哲哉さんとの仕事する時、周りにはゴマをするような人も多いなか、徹底して距離を取り、馴れ合いの関係にはならないようにしていた。というエピソードもあります。
常に高いプロ意識とブレない姿勢を持っていた人でした。
2018年に引退
そんな安室奈美恵さんも昨年、2018年9月にデビュー25周年のタイミングで引退。最後になった全国ツアーでも75万人を動員し、ソロアーティストの単独ツアーとしては最多動員を記録しました。
文字どおり最後までトップアーティストのまま走りぬいた生き様は、ファンのみならず多くの人を魅了したと感じます。
安室奈美恵の名言


簡単にダメだと折れるのか、それとも どうにかしてやろうじゃんと立ち上がるのか。私は後者の方が楽だと思う。

何をやってもダメなんだと言う人はきっと、色んな理由をつけて、まだ必死にはやってないだけかもしれない

私の場合、自分の中で不安だったりスランプだと思う時は、とにかくそれをやり続けるんです。そこで何かを見出さないと毎回同じ壁にぶつかっちゃうから。

いいものはいいって、ちゃんと言える人でありたいです。悔しいから言わないのではなく、かっこよかったものは良かったと。

直感できめちゃうことがあるし、一貫性はないんです。でも絶対にこれ! っていう確信はある。

迷った時は結局、ファーストインプレッションに従うんです。これも経験を積んできたうえで生まれた私のBasic

1%の才能と99%の継続、努力し続けることで今の自分がある。
言葉から見た、安室奈美恵てこんな人!

自分の感性を磨き続けた研ぎ師
安室さんの言葉からは、苦しみながらも常に自分と向き合ってきたと感じる言葉が多いです。
言葉数が少なく、人に媚びないという彼女の性格も、より自分を深掘りする要因になっていると感じます。
そんな彼女の感性は自然と研ぎ澄まされ、他の人とは違う輝きを放っていったと感じさせられます。
そんな感性に多くの人が惹きつけられたのではないでしょうか。
安室奈美恵の名言からの学び。「自分の直感で生きる」

考える前に感じろ! 自分の直感力を信じる。
人は誰しも直感というものがあります。
可愛い、楽しい、面白い、これをしたい、ああなりたい。そんな湧き上がる感情を持っています。しかし、なかなか直感どおりに進むには勇気がいるものです。
楽しいだけでは生きてはいけない。
そんな理性がその後に追ってきて、そしてその場で立ち止まってしまいます。でも直感が正しいと感じるなら、勇気を出して一歩踏み出してみる。
失敗もするし、もしかしたら後戻りになるのかもしれないけど、直感を信じ、進んでみるというその行動は自分の感覚をより明確に、そして強くさせてくれると感じます。
その行動の積み重ねが、いつか自分の個性になっていく。
個性は備わっているものではなく磨くもの。
直感で生き、感性で人々を魅了した安室奈美恵さんの言葉からそれを教えてもらいました。