ジャック・マーの名言からの学び。[すべては誠実な姿勢から始まる]

ジャックマー 画像世界の偉人の名言

理想を持ったときに、一番大切なことは自分に約束をすること。

中国の起業家であり、アリババの創始者であるジャック・マー

アリババを立ち上げ中国のIT界を席巻、世界の名だたる企業家の一人とされています。今年2019年にアリババのCEOを引退し、さらなるステージでの活躍を注目される中国の偉人です。

今日はそんなジャック・マーの名言を紹介し、その言葉たちからの学びである「すべては誠実な姿勢から始まる」について考察します。

ジャック・マーてどんな人?

  • 学生時代は落ちこぼれ
  • 2度の失敗も諦めず大学合格
  • アメリカでインターネットと出会い、中国で起業
  • アリババの創業、世界的な企業へ
学生時代は落ちこぼれ

ジャック・マーは1964年、中国の杭州で生まれます。世界有数の大企業アリババの創始者である彼ですが、幼い頃の学校での成績はあまりいいものではありませんでした

中学、高校と4流とも言われるくらいの学校に通い、そのなかでも落ちこぼれとされていました。そんな勉強ができなかったジャック・マーですが、唯一力を注いでいたのが英語でした。

中学の地理教師が語った「英語の大切さ」が妙に心に残り、お小遣いで小さなラジオを買い毎日英語のラジオ番組を聴き続け勉強します。また外国人観光客の多い場所に出かけては英語で話しかけ、観光案内をしていたと言います。

そんなこともあって中学生が終わる頃には、杭州の街を隅々まで案内できるくらいまで彼の英語力は向上していました。

しかし他教科、特に数学が苦手だったジャック・マーは大学受験に失敗。その時の数学の点数は1点しか取れずの不合格でした。それにより大学進学を諦め、父親の紹介で本を運搬するアルバイトを始めます。

2度の失敗も諦めず大学合格

しかし、そんな日雇い生活に次第に疑問を感じるようになったジャック・マーは再び大学に挑戦しようと決心し、その後も受験で不合格にあいながらも、3回目の挑戦で杭州師範学院の英語科になんとか補欠で合格します。

諦めない心で大学生になったジャック・マー、すでに英語は堪能だったために大学生活は順調に過ごします。そして卒業後は杭州電子科技大学の講師になり英語や国際貿易などを教えました。

ジャック・マーの授業は毎回評判で、教室の外にも彼の授業を求めて多くの学生が来ていたと言います。この頃に出会った生徒や同僚の何人かが、のちにアリババの創業メンバーとなりました。

優秀青年教師の一人に選ばれたジャック・マーですが、31歳で講師を辞め、自分でビジネスを起こそうと翻訳会社を設立します。しかし最初は赤字続きのため、彼は翻訳だけでなく街で買い付けた雑貨を販売し、なんとか経営を支えていました。

アメリカでインターネットと出会い、中国で起業

そんな時、ジャック・マーは杭州政府の要望を受け通訳としてアメリカに行くこととなります。そしてそこで出会ったのが人生を変えることとなる「インターネット」でした。

シアトルにいた知人の会社を訪れたジャック・マーは初めてネットを使い、自分の翻訳会社のホームページを作ります。するとそこから数時間で数件の問い合わせが入り、ジャック・マーはインターネットの情報の早さと広がりに大きな可能性を見出しました

そして中国に帰国後、中国初のビジネス情報発信サイト「中国黄貢」を立ち上げます。当時中国でほとんど知られていなかったインターネットという存在に多くの人が嫌悪感を示す中、地道な努力で商談を繰り返し、認知を広げていきます。

次第にインターネットの可能性に多くの人が気付き始めると、中国黄貢も多くの利益を上げるようになっていきます。しかし中国政府もインターネット事業に力を入れるようになると、政府の後ろ盾を受けた杭州電信という大企業に中国黄貢は飲み込まれ、最終的にジャック・マーは中国黄貢を辞める決断を下します

アリババの創業、世界的な企業へ

その後北京の政府機関で事業を起こすも数年でそれも辞め、故郷の杭州に戻ります。そして1999年、ジャック・マーを慕ってついてきた仲間と一緒に中小企業のための企業間取引サイト「アリババ」を創業します。

「成功するわけない」という多くの声とは裏腹にアリババは急成長を続け、世界最大のBtoB(企業間取引)サイトの仲間入りを果たし、2003年にはCtoC(個人間取引)サイトである「タオバオ」を立ち上げ、中国の80%のシェアを獲得するにまで至ります。

その後も中国ヤフー買収や世界最大のモバイル決済サービスである「アリペイ」をつくるなど、中国のIT界を一気に先導していきます。

不遇の環境でも諦めない心で多くの事業を立ち上げ、展開してきたジャック・マーは、2019年にアリババのCEOを辞めました。また新たなステージでの彼の活躍を多くの人が注目しています。

ジャック・マーの名言

ジャックマー イラスト

成功をどう定義すればいいのかはわからないが、何が敗北であるかは知っている。それは、あきらめることだ。

誠実であれば、物事はシンプルだ。

理想を持ったときに、一番大切なことは自分に約束をすること。

私は常に自分を疑う。自分を疑うが信念は疑わない。なぜなら、時に信念と自分は一致しないからだ。

人生はあなたが何を勉強したかではありません。また、何を手に入れたかでもありません。あなたが何を経験したかが重要なのです。

冬の時代に私たちが打ち出したのは「最後までやり抜くことこそが勝利である」というスローガンだ。生きている限り、希望はある。

能力はあなたの位置を決める。品格はあなたがその位置にどれくらいいられるかを決める。

すべての人が、この世界を信じず、未来を信じず、人を信じなかったときに、われわれは人を信じるという道を選びました。

参考・引用した文献

言葉から見た、ジャック・マーてこんな人!

信念にどこまでも愚直に向かった人

世界の80%の企業は中小企業だと言われてます。そしてその中でも特に中国は中小企業が多い国です。

そんな中国の中小企業のためにとジャック・マーはインターネットを使い、商売をよりやりやすく発展させる目的でアリババをつくりました。そしてアリババを世界最大のBtoBサイトにすると宣言しました。

しかし「そんなことはできるわけない」と多くの避難を受け、またアリババも創業当時は何度も経営難に陥りました。

それでもジャック・マーは自分の事業が必ず中小企業の助けになると信じて疑いませんでした。その揺るがない信念により、それを実現するためのあらゆる地道な努力を続け、少しづつ成果をあげていきました。

もしまわりの批判の声に惑わされていたら、現在のアリババの成功もなかったでしょう。それはどこまでも自分の信念を信じ抜いた彼の想いの強さがあってからこそでした。

それはジャック・マーの「私は常に自分を疑う。自分を疑うが信念は疑わない。なぜなら、時に信念と自分は一致しないからだ。」という言葉からも感じられます。

信念にどこまでも愚直に向かった人。それがジャック・マーという人でした。

ジャック・マーの名言からの学び。[すべては誠実な姿勢から始まる]

信じて誠実に

今回のジャック・マーの名言で印象的だったのが「誠実であれば、物事はシンプルだ。」という言葉でした。

アリババを創業した時にジャック・マーが取り組んだことは、まず中小企業の利益を優先することでした。彼らが利益をあげれば自然とアリババは大きくなり、自分たちの利益もあがる。

目先の利益にとらわれず、自分たちだけの利益にとらわれず、顧客のためになるサービスを誠実に追及した結果、アリババは多くの人に使われるものになりました

社会やビジネスの世界は様々な問題が絡み合い、とても複雑にみえますが、本質をみるとそれはどんな環境でも人が介在しているというシンプルなものです。

そこで必要になるのが誠実さであり、様々な問題が起こる社会の中でも人を信じ、誠実に対する姿勢が、すべての物事の基本になるのだと、ジャック・マーの言葉に触れて感じさせられました。

信じて誠実に

中国の歴史に名を刻む企業家、ジャック・マーの言葉からそれを学びました。

関連のある人

孫正義

ソフトバンクの創業者。創業まもないアリババとジャック・マーに注目し2000万ドルを投資した。

今日の英語

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sincerity・・・誠実

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