ガウディの名言からの学び。[想像力とは観察力である]

ガウディ 画像 偉人の言葉

建築とは光を操ること。彫刻とは光と遊ぶことだ。

スペインの天才建築家アントニ・ガウディ

100年以上も建築中の歴史的建造物サグラダファミリアのほか、建築のルールにおさまらない独創的なデザインをいくつも残しています。

ガウディは自然物が生み出す曲線や有機的な形を忠実にデザインに取り入れ、それは常に既存の概念を超えたものでした。

そんな天才建築家ガウディの名言を紹介し、その言葉たちからの学びである「想像力とは観察力である」について書いていきます。

ガウディてどんな人?

  • 病気がちな幼少期
  • バルセロナの建築学校に入学
  • パリ万博で注目を集める
  • サグラダファミリアの建設へ
病気がちな幼少期

ガウディは1852年スペインのカタルーニャに5人兄弟の末っ子として生まれます。父親は銅板加工の職人をしており、幼い頃から物作りが身近にある環境で育ちます

幼少期は慢性的なリウマチに苦しんだガウディは、痛みがひどい時は歩くことも困難なほど、普通に学校に通うこともままなりませんでした。

友達とも遊ぶことが難しかったため、ガウディは一人で工作をしたり、周囲にある自然や造形物をよく観察する子どもでした。後に「自然が教科書だった」と言うほど、この幼少期の経験がガウディのその後に大きな影響を与えました。

バルセロナの建築学校に入学

10代になると体も次第に丈夫になり、友達と小旅行にも出かけました。その小旅行で訪れたポブレー修道院、現在は世界遺産に登録されていますが当時は廃墟となっており、友人の一人が遊びの延長で修復計画を考え、そのデザイン画をガウディが考え、これが最初のデザイン画だったとも言われています。

1873年にガウディはバルセロナの建築学校に入学し、建築だけでなく歴史経済哲学にも興味を持ち、勉強していました。

またいくつかの建築設計事務所でも働き、学校では得られない実務経験を積んでいきます。そして25歳と時に学校を卒業し、26歳で建築士の資格を取りました

パリ万博で注目を集める

建築学校の校長は「彼が狂人なのか天才なのかはわからない、時が明らかにするだろう」と当時言ったように、ガウディは既存の建築ルールやスタイルにとらわれない独自の道を開拓していきます。

そしてその才能はすぐに頭角を現します。学校を卒業してまもなく、パリ万博に出展するショーケースのデザインの仕事が舞い込み、このデザインが万博に訪れた多くの人の目を引くこととなります。

そこには生涯を通じてガウディのパトロンとなるエウゼビ・グエルもいました。ガウディはその後グエル邸、グエル公園など、グエル家にまつわる貴重建築物をいくつもデザインしています。

サグラダファミリアの建設へ

そしてパリ万博から5年後の1883年に100年以上たった現在も完成していないサグラダファミリアの建築をスタートさせます。しかし計画当初はガウディではなく別の建築家が選ばれていましたが、その建築家が依頼主と対立し仕事を途中で降りてしまします。

困った関係者は人づてにまだ無名だったガウディを紹介され、ガウディは若くしてこの大役に選ばれたのでした。このサグラダファミリアをきっかけにガウディは建築家としての評価を高め、次々と歴史的な建築物を残していきました。

ガウディは熱心なカトリック教徒だったこともあり、晩年は宗教関連の仕事以外は依頼を断り、サグラダファミリアの建設に集中するようになります。

そして1926年教会のミサに向かう途中で段差につまずき転倒、不運にもそこにいた路面電車に轢かれる事故に見舞われます。そしてその事故から3日後、容体は回復せずそのまま息を引き取りました。

その遺体は自身の最高傑作であるサグラダファミリアに埋葬され73年の人生を終えました。

ガウディのことば

ガウディ イラスト

オリジナリティーには起源に戻るという意味がある。オリジナルとはもともとの解決策であるシンプルさに回帰することだ。

物事を上手くやるために必要なこと。第一に愛、第二に技術。

世の中に新しい創造などない。あるのはただ発見である。

すべての建築にはヒビがある。すべての人間に罪があるように。大切なのはこれを致命傷にしないことだ。

自然界には直線は存在しない。直線は人間に属する。曲線は神に属する。

全ては、自然が書いた偉大な書物を学ぶことから生まれる、人間が造る物は、既にその偉大な書物の中に書かれている。

創造的たろうとして脇道にそれてはならない。通常なされていることを観察し、それをよりよくしようと努力すればそれでよい。

言葉から見た、ガウディてこんな人!

自然に対する尊敬にあふれた人

ガウディの言葉には「自然」という文字が多く出てきます。

それは彼の有機的な建築スタイルからも当然のことなのかもしれませんが、ガウディの言葉からはクリエイターによくありがちな強い自己表現欲よりも自然を美しいと感じる気持ちを建築という人工物に可能な限り投影させた柔らかい人柄を感じさせられました。

僕もヨーロッパを旅していた時にサグラダファミリアやいろんな国の教会をみてまわりましたが、サグラダファミリアの曲線の美しさは他の教会とは一線を画す迫力がありました。

それもガウディが自然美を愛し、とことん深く観察したからこその造形美なのだと身をもって知らされました。

自然に対する尊敬にあふれた人。それがアントニ・ガウディでした。

ガウディの名言からの学び。[想像力とは観察力である]

よく観て、よく考える。

今回のガウディの名言で印象的だったのが「世の中に新しい創造などない。あるのはただ発見である。」というとても強烈な言葉でした。

人が生きている多くの環境ではアイデアや創造が必要とされます。様々な仕事の中に新しいことを考え、生み出す状況が求められています。

しかし世の中を変えてきた多くの発明も既存のものからちょっとした視点の変化で生み出された物も珍しくありません。そしてこの世の人工物のほとんどは自然の物質を原料にしています。

そう考えると全くの無からの創造などはありえなく、人は何かをきっかけとして、何かを創造することができるのです。

良い創造を生み出すためにはそのキッカケとなるものを注意深く探し、観察することが大切である。深い観察からしか深い創造は生まれない。ガウディの言葉に触れそう感じさせられました。

よく観て、よく考える

自然美を愛したスペインの天才建築家アントニ・ガウディの言葉からそれを学びました。

今日の英語

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confidence・・・自信

strength・・・強さ

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