孔子の名言からの学び。[良心で考えること]

孔子 画像世界の偉人の名言

義を見てせざるは勇無きなり

古代中国の思想家であり、儒教の始祖でもある孔子

現代でも宗教の一面だけでなく、学問としても多くの学びを与えている儒教、孔子の思想は2500年以上にわたって語り継がれてきたものでした。

今日はそんな孔子の名言を紹介し、その言葉たちからの学びである「良心で考えること」について考察します。

孔子てどんな人?

  • 孤児として育つ
  • 礼を学び、国の役人になる
  • 国々を旅してまわる
  • 現代にも続く儒教の教え
孤児として育つ

孔子は紀元前552年の大昔(その頃の日本は縄文時代)に、当時中国の小国の一つである魯(ろ)で生まれます。時代は人気漫画のキングダムの舞台ともなっている春秋戦国時代の乱世でした。

孔子が生まれた時に父親は70歳、母親はなんと16歳の年の差夫婦でした。父は軍人で武勲をたてていた記録はるものの、あまり身分が高いというわけではなかったみたいです。

そんな父親も孔子が3歳の時に亡くなり、17歳の時に母親も失って、孤児として育つことになりました。幼少期はそんな環境の中でも礼・楽などの勉学に励んだといいます。

礼を学び、国の役人になる

孔子は儒教をつくったことで有名ですが、儒教の中の重要な教えの一つである「礼」を大切にし、若い時からこの道で生きて行こうと決めたと言われています。

19歳の時に結婚し、翌年には子どもをもうけます。その後国の役人となり、倉庫や牧場を管理する仕事をしていたようです。また30歳を過ぎた頃に初めて弟子をとったという記録も残されています。

乱世の中、孔子も隣国に亡命することもありました。その都度、孔子は国の重鎮から特別に扱われるなど、国にとっても重要な人物とされていました。

国々を旅してまわる

52歳の時には大司冦と呼ばれる司法を管理する最高裁判官の役職に任命され、また外交官としても活躍しました。

その後は役人の仕事を辞め、弟子を連れて13年間にわたり他国を旅する生活をおくります。

69歳で祖国の魯に帰国すると、その後は国の政治に携わりながら弟子の教育に専念します。また亡くなるときまでに詩書や礼楽、古典の整理を行いました。

現代にも続く儒教の教え

孔子は74歳で息を引き取りますが、その功績は当時の中国、そして現代に続き大きな影響を与えるものでした。「史記」の著者で有名は司馬遷は、孔子を王に値する人物だったと評しています。

3000人の弟子がいたとされている孔子。儒教を体系化させ、その教えは彼の死後、孟子荀子朱子などの後継者により広められていきます。

日本にも儒教は仏教よりも早く伝来しています。弟子によって儒教思想がまとめられた「論語」は日本人が手にした最も古い書物といわれていて、教育などの側面からも読まれています。

孔子のことば

孔子 イラスト

成功者は必ず、その人なりの哲学をもっているものだ。その哲学がしっかりしているからこそ、成功者の人生は揺るがないのだ。

知っていること、知らないことが明確にできることが、知るという行為である。

良心に照らして少しもやましいところがなければ、何を悩むことがあろうか。何を恐れることがあろうか。

自分自身に対する誠実さと他人に対する優しさ、すべてはこの二つに包括される。

私は怨みに対しては誠実さで報い、徳に対しては徳で報いる

大衆が憎んでいる人も必ず自分の頭で考察を加えて判断し、大衆から人気がある人も必ず自分の頭で考察を加えて判断する

考えのない学びは、無駄である。学ばずに考えてばかりいては、危険である

言葉から見た、孔子てこんな人!

他人にも自分にも誠実であった人

孔子の言葉の中には「誠実」という文字が多くあります。辞書で誠実とはを調べると、「私利私欲をまじえず、真心をもって人や物事に対すること。」と出てきます。

自分の欲望に流されることなく、自分を律し、まっすぐに生きること。そしてそれを孔子の中で形作っているのが幼い頃から学んできた礼なのかなと感じさせられます。

孔子が始祖となった儒教の大切な教えとなっているのが、他者に対しての愛情や思いやりです。

乱世の中国で多くの人が権力などを求めた時代。そんな中、私利私欲よりも他者愛を説いた孔子は自分の心に誠実な人だったのでしょう。

孔子の名言からの学び。[良心で考えること]

まわりに流されない自分の軸を持つ

先日、現代人の1日で得る情報量は江戸時代の人たちの1年分であり、平安時代だと一生分であるというニュースをみました。それほど今の世の中はおびただしいほどの情報にあふれています。

またその移り変わりも早く、ニュースやSNSをみていても賛否が日によって入れ替わるような状況もよく目にします。

「大衆が憎んでいる人も必ず自分の頭で考察を加えて判断し、大衆から人気がある人も必ず自分の頭で考察を加えて判断する」という孔子の言葉にもあるように、他人の意見に簡単に迎合するのではなく、まず何より自分がどう感じているか、その指針をしっかりと持つことが大切であると感じます。

それには日々の自分の頭で考える習慣が大切で、その積み重ねが自分の軸を作っていく

良心という言葉もありますが、自分の中の心の動きをしっかりと見極めるためにも、この自分の頭で考えることがとても大切なのでしょう。

2500年以上前の世界に生き、現代人にも大きな影響を与える孔子の言葉からをそれを学びました。

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