ミッフィーの名言|短いひとこと名言

ミッフィーの名言のイラスト4 偉人の名言

おともだちが いるって、しあわせ。

ミッフィーは、オランダのグラフィックデザイナーであり絵本作家のディック・ブルーナによって生み出されました。誕生のきっかけは1955年、ブルーナが家族との休暇中に、海岸の近くで走り回る野うさぎを見かけ、その姿を幼い息子に物語として語って聞かせたことでした。この素朴な父の愛から、世界中で愛される小さなうさぎの女の子の物語が始まりました。

ミッフィー絵本の特徴

ブルーナの絵本には、徹底したミニマリズムと独自のこだわりが凝縮されています。

最大の特徴は、「ブルーナ・カラー」と呼ばれる厳選された数色の原色(赤、青、黄色、緑、そして後に加わった茶色や灰色)のみで表現されている点です。また、震えるような温かみのある黒い線と、常に読者をまっすぐ見つめるミッフィーの表情は、子どもたちに安心感と深い共感を与えます。

さらに、子どもの小さな手でも持ちやすいように設計された正方形の判型や、一画面に1枚の絵と4行の定型詩で構成されるシンプルさは、ブルーナの「余計なものを削ぎ落とし、本質だけを伝える」という哲学を体現しています。その美しさはデザインの聖書とも称され、今もなお世界中の子どもと大人を魅了し続けています。

ミッフィーの名言|短いひとこと名言

ミッフィーの名言のイラスト2

あめが ふっても、おもしろいことは たくさんあるわ。

みんな、ちがっているから おもしろいのね。

しずかに しているのも、いいものね。

あしたも、きっと いい日になるわ。

こまっている人がいたら、てを かしてあげよう。

かがみの なかの わたし。きょうは、とっても きれいだわ。

びじゅつかんには、ふしぎが いっぱい。色が おどっているみたい。

ミッフィーの作者ディック・ブルーナとは?どんな人? 生い立ち・生涯・経歴を紹介

ミッフィーの名言のイラスト1
  • 家業は祖父から続く出版社
  • 幼少期から画家を志す
  • 現代芸術家に影響を受けデザイナーに
  • ミッフィーの誕生、デザイナーから絵本作家へ

家業は祖父から続く出版社

ディック・ブルーナは1927年にオランダのユトレヒトで生まれました。父親は祖父が創業した出版社を引き継ぎ、オランダでも有数の出版社に成長させ、ディックが生まれた時はとても裕福な家庭環境でした。

そのため芸術家や画家などがブルーナ家に頻繁に出入りしていて、ディックは小さい頃から彼らと触れ合い、また家に大量の本があったことで様々なジャンルの本を読んで育ちました。

その後一家は自然に恵まれた町に引っ越し、ディックは自然や動物の絵を描いて遊んでいました。小学校に進んでからも友達と遊ぶよりも一人で絵を描くことが好きな子供だったと言います。

幼少期から画家を志す

中学生になると絵以外にも様々なことに興味を持ったディック。特に熱中したのが音楽で、アコーディオンを家族や友達相手によく演奏していました。

幼少期から変わらず絵を描いていたディックは次第に画家を志すようになります。高校に入学するも画家への思いが強くなったディックは学校を中退を試みます。

しかし父親は自分の会社を継いで欲しかったためディックの意志と対立するも、出版社に入るための研修を受けることを条件に最終的には中退を受け入れました。

オランダ以外にもイギリスやフランスの出版社で研修を行いながら、ディックは同時に様々な芸術にも触れました。特に影響を受けたのが現代芸術家であるピカソマティスレジェの作品でした。

現代芸術家に影響を受けデザイナーに

画家になることを諦めていなかったディックですが、結婚を考えていた女性(のちの妻イレーネ)の父親から、正業につくことを結婚の条件と言われ、進路変更を余儀なくされます。

しかし研修期間で経営者になることは難しいと感じていたディックはグラフィックデザイナーとして父の会社に入社することになりました。それからは出版する様々な本の装丁を手がけるようになっていきます。

デザイナーとしてのディックはマティスなどのシンプルで大胆な色使いのスタイルを模索し、一目で内容を伝え、訴求できるような明快なデザインを確立していきました。

ミッフィーの誕生、デザイナーから絵本作家へ

ポスター賞を受賞するなどデザイナーとしても一線で活躍していたディックですが、その関心は次第に絵本へと移行していきます。絵本においてもシンプルと明快さを求め、ブルーナカラーと呼ばれる4色の色をベースにモチーフの形も単純な線の構成を追求しました。

そして1955年に日本ではミッフィーで知られる「ナインチェ」が出版されると様々な国の言語に翻訳され、世界中で愛される絵本へと発展していきました。

ディックはデザイナーとしても変わらずに活躍し、商業デザインだけでなく福祉や障害者施設のポスターやロゴデザインなども手がけ、晩年は社会活動を目的とした方向でデザインを開拓していきました。

多くの人々の心を惹きつけるキャラクターとデザインを残したディック・ブルーナは高齢になっても精力的に仕事を続け、89歳の時にその生涯を終えました。

今日の英語

  • primary color・・・原色