アンデルセンの名言からの学び。[自分の経験が自分を磨く]

アンデルセン 画像 世界の偉人の名言

すべての人間の一生は、神の手によって書かれた童話にすぎない

人魚姫、みにくいアヒルの子、マッチ売りの少女、裸の王様などなど世界的に有名な童話を数多く残してきた童話作家、ハンス・クリスチャン・アンデルセン

デンマークの出身のアンデルセンですが、僕も2年前くらいに1年ほどデンマークに住んでいました。彼が生まれた町にも行ったことがあるので、なんか勝手に親近感を感じてしまいます。

今日はそんは世界的童話作家、アンデルセンの言葉とそこからの学びを紹介します。

アンデルセンてどんな人?

  • 貧しい幼少期
  • 俳優を目指しコペンハーゲンへ
  • 作家として生きる
  • 生涯で150以上の童話を残す
貧しい幼少期

アンデルセンは1805年、デンマークの田舎の町オーデンセで生まれます。

父は靴職人をしていまいしたがあまり稼ぎはなく、一家全員で同じ部屋に寝るような貧しい家庭環境でした。そんな父が亡くなり、生活はより苦しくなりますが、「自分がやりたいことをやりなさい」という父の言葉を胸に、アンデルセンは学校をやめます。

歌うのが好きだったアンデルセンは劇場俳優を目指し、15歳でデンマークの首都コペンハーゲンに行くことを決断します。

俳優を目指しコペンハーゲンへ

コペンハーゲンでの暮らしもその日その日を生きるような貧しい生活でしたが、そこで出会った人たちの助けもあり、王立劇場の音楽学校で声楽を学びます。しかしすぐ喉を潰してしまい、歌うことを諦めなければならなくなったアンデルセンは

歌えないのなら踊ろうと考え

バレエの学校に入ります。ですが舞台には出れましたが、結局すぐに劇場をクビになってしまいます。

しかしアンデルセンは諦めませんでした。舞台に立てなのなら、脚本を書く作家になればいいと、しかしアンデルセンは諦めませんでした。必死に脚本を書き、作家活動を始めるのでした。

作家として生きる

アンデルセンの脚本を読んだヨナス・コリンという国王の相談役を勤める人物が、彼の才能を見出し、支援者となってくれました。

そこからアンデルセンは文学を学ぶために学校に行き、ヨーロッパを旅をし、ヴィクトル・ユーゴーなどの有名な作家に会うなど、多くの経験を積んでいきました。

そして30歳の時、初めて書いた小説「即興詩人」がベストセラーとなり、ヨーロッパ中でアンデルセンが注目されることになります。この小説は孤児の男の子が即興で詩を作り、その才能によって幸せを手に入れていくという、アンデルセンの生い立ちと夢を投影した作品でした。

生涯で150以上の童話を残す

その後、童話作家としての活動を始めると、「人魚姫」や「みにくいアヒルの子」など世界中で愛されるお話をいくつも生み出しますそれらの多くが自分の環境や生い立ちを投影したものだったといいます。。

70歳でこの世を去ったアンデルセン。

彼の葬式には国の王子から浮浪者にいたるまで様々な年齢、身分の人が参列し最後の祈りを捧げました。

アンデルセンのことば

アンデルセン イラスト

旅は私にとって精神の若返りの泉だ

家畜ですら牧場を去るべき時機を知っているが、愚かな人は自分の貪欲の制限を知らない

われわれが自分の心の中に持っているほかに悪魔はいない

目は目を見ることができない。指は指を指すことができない。誰でも自分のことは案外わからないものだ

自分が醜いアヒルだと思っていたころは、こんなたくさんの幸せがあるなんて思ってもみなかった

人間というものは、ほとんど常に感情の色めがねを通して、世界を見るものでそのレンズの色しだいで、外界は暗黒にも、あるいは深紅色にも見えるのです

私が書いたものは、ほとんどが私自身の姿であり、登場人物はすべて私の人生から生まれたものです

言葉から見た、アンデルセンてこんな人!

童話で自分を演じた舞台俳優

マッチ売りの少女、人魚姫など、アンデルセンのお話はどこか哀愁が漂い悲しいものが多いです。

みにくいアヒルの子は、みすぼらしい姿のアヒルが、成長し白鳥になる物語です。アンデルセンは家柄も貧しく、苦労した自分の人生をみにくいアヒルで表現し、それがいつの日か白鳥になる自分の夢物語を童話の中で演じました。

いくつもの厳しい環境を乗り越えながら、世界中で語り継がれるお話を残したアンデルセンは、最後に白鳥になりました。

アンデルセンの名言からの学び。「自分の経験が自分を磨く」

自分自身の物語を作れ!

アンデルセンが生きたヨーロッパは、身分差別がまだ色濃く残っている時代でした。家柄が貧しかったアンデルセンは、生きることにも苦しい生活が長くもありました。そんな環境の中、彼は支えてくれた人たちへの感謝を忘れず、お金でお返しできない代わりに、歌や詩の朗読を一軒一軒訪ねて行うことでその感謝の心を届けていました。

その優しさは童話というものに形を変え

未来の子どもたちへ渡って行きました。

自分にとって辛い経験も形を変えれば、誰かの喜びに変わるかもしれない。

平坦な人生からは深い物語は生まれません。

人魚姫やみにくいアヒルの子はアンデルセンという人物だから生まれたものでした。辛く苦しい経験はいつか人を感動させる物語になる。

苦境の乗り越え世界中の人に愛される童話を書いたアンデルセンの言葉からそれを学びました。

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