羽生善治の名言からの学び。[自分の頭で考えることの大切さ]

羽生善治 画像 偉人の言葉

目の前の勝利よりもあえて冒険的な一手を指す

将棋界のレジェンド、羽生善治

2017年に獲得した永世7冠が記憶に新しいですが、数々のタイトルと記録をぬりかえ、棋士として初めて国民栄誉賞も受賞しました。

そんな現代の生きる伝説、羽生善治さんの名言を紹介し、そこからの学びである「自分の頭で考えることの大切さ」について書いていきます。

羽生善治てどんな人?

  • 15級からのスタート
  • 小学校6年生で奨励会入会
  • タイトル7冠独占への挑戦
  • 永世7冠の偉業
15級からのスタート

羽生さんが将棋と出会ったのは、小学1年の時でした。友達との遊びの1つであった将棋に羽生さんは次第にのめり込んでいきます。そんな姿を見たお母さんは将棋の大会に羽生さんを連れて行きました。

初めての大会は予選で負けてしまいましたが、それがきっかけで将棋クラブの存在を知り、そこに通うようになりました。

将棋クラブは通常8級からのスタートでしたが、あまりに羽生さんが初心者だったため、席主の人が昇級の楽しみを知ってもらおうと15級を特別に設けてくれました。

それもあってか羽生さんはみるみる上達し、五年生の頃には5段に昇段、大会でも次々に優勝するようになりました。

小学校6年生で奨励会入会

そして小学校6年生の時にプロ棋士の養成機関である奨励会に入会します。

最初は6級からスタートしますが1年あまりで初段に昇段すると、プロ棋士として認められる4段に若干の中学3年生でなってしまいます。羽生さんはこの奨励会の3年間が一番将棋に打ち込んだ期間だったと語っています。

こうして中学生棋士としてデビューすることとなった羽生さん。デビューの年からいきなり全棋士の中で1位の勝率を獲得します。その後も10代でいくつも賞を受賞し、初のタイトルである「竜王」も19歳の時に獲得、これは当時の最年少記録でもありました。

タイトル7冠独占への挑戦

羽生さんが初タイトルを獲得した竜王の他にも名人、棋聖、王位、王座、王将、棋王の7代タイトルが将棋には存在し、(現在は叡王が増え8つのタイトルがあります)プロ棋士たちは主にこのタイトルを目指し戦います。

1つでもタイトルを獲得するのも大変な中、羽生さんは25歳の時に当時の全タイトルである7冠を独占します。これは1983年にタイトルが7つに増えて以来、史上初の快挙でした。

翌年の防衛戦で敗れ、連続のタイトル独占とはなりませんでしたが、2018年までの27年にわたり1冠以上のタイトルを保持し続けていました。

永世7冠の偉業

この7つのタイトルですが、獲得してもさらなる高みが存在します。それはタイトルの殿堂入りともいうべき、永世という称号です。これは通算連続など規定の基準をクリアした棋士に与えられるものです。

例えば永世竜王の場合だと、連続5期通算7期竜王位の保持を条件に初めて与えられます。これはそれぞれのタイトルによって条件が違うのですが、超人的に難しいのは言うまでもありません。

そして羽生さんは2017年の12月にこの永世の称号を7大タイトル全てで獲得してしまいました。これは史上初の偉業であり、当時ニュースでもかなり取り上げられたのを覚えています。

羽生さんが最後の永世の称号を得たのは、自身初めてのタイトルでもあった「竜王」でした。

羽生善治のことば

羽生善治 イラスト

パッと閃くこと、たくさん手が読めることは一つの才能ですが、地道に、着実に、一歩一歩前へ進み続けられることは、何よりの才能ではないかと思います。

目の前の勝利はとても大事なことではあるけれど、私はあえてリスクをとる。いろんなことを思い切って試みる方が、楽しいこともあります。

私は江戸時代に作られた詰め将棋などを見ると、その時代を生きた人たちの息吹とか、考えていること、すごさをとても実感できました。

勝ち負けには、もちろんこだわるんですが、大切なのは過程です。結果だけなら、ジャンケンでいい。

誰でも最初は真似から始める。しかし、丸暗記しようとするのではなく、どうしてその人がその航路をたどったのか、どういう過程でそこにたどり着いたのか、その過程を理解することが大切だ。

不安な時間に対して耐性をもつこと。情報を積み重ねただけで成果が見えるような、性急な進化を目指してはいけない。

何事であれ、最終的には自分で考える覚悟がないと、情報の山に埋もれるだけである。

言葉から見た、羽生善治てこんな人!

将棋の物語に登場した歴史人

羽生さんの言葉の中には結果よりも過程を大切に考えていた。という内容がいくつもあります。

それは現代の将棋だけでなく、数百年に渡る積み上げられた過去の歴史と、これから続いていく未来への将棋についてまで。長く深く。

棋士といういちプレイヤーというだけでなく、歴史ある将棋物語の一つの登場人物として自分を当てはめているような。

そんな将棋という世界への強い想いを羽生さんの言葉から感じました。

羽生善治の名言からの学び。[自分の頭で考えることの大切さ]

情報に流されない自分自身の思考を育てる

羽生さんの言葉からは難しい状況でも決して逃げず、もがきながらも自分で答えを導き出す強さを感じます。

今はネットが日常に密接している世の中です。検索やSNSなどで優良な情報が瞬間的に無数に手にはいります。しかしそんな世の中だからこそ、自分自身の頭で考えて、選択し、行動することがとても大切なのではないかと思います。

情報は多くの選択肢を与えてくれますが、それがちゃんと機能するかどうかは千差万別です。他の人にはぴったり当てはまるものでも、自分にとってはイマイチなものもたくさんある。しっかりと自分にとって大切なモノを選択していかなければなりません。

そのためにはシンプルですが自分の頭で考えること

これがとても大事だと羽生さんの言葉を見て感じました。

自分で判断する強くて深い思考

常に思考と選択を迫られる将棋の世界で歴史的な偉業を次々と成し遂げた羽生善治の言葉からそれを学びました。

今日の英語

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achievement・・・・偉業

thought・・・・決断

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