ひとりずもうの名言|さくらももこの本の名言からの学び

ひとりずもうの名言からの学びのイラスト本の名言

今回の本の名言で取り上げたのは日本の漫画家、さくらももこさんのエッセイ「ひとりずもう」です。

さくらももこさんは国民的アニメ「ちびまる子ちゃん」の作者です。彼女の幼少期をモデルにしたこの作品は、ほのぼのとした日常を魅力的に描き、さくらさんが亡くなってからも変わらず多くの人に愛され続けています

そんなさくらももこさんのエッセイ本の一つである「ひとりずもう」はさくらさんの半生を、彼女の独特な視点とエピソードで描いています。

特に漫画を描き始めたきっかけや、その過程、その時の心境なども詳しく綴られており、人気漫画家への成り立ちも知ることができる一冊です。

著者さくらももこの紹介

さくらももこさんは1965年に静岡県の清水市に生まれます。家は八百屋を営んでいたといいます。

幼い頃から絵を描くことが好きだったさくらさんは「漫画家になれるかどうか試してみたい」と高校2年生の時に初めて漫画を雑誌に投稿します。

最初は正統派の少女漫画家を夢みていましたが、自分には難しいと感じ、一時期は落語家になろうかとも考えていました。

そんなある日、短大入学のための作文テストで先生に文章を褒められたことをきっかけに方向転換、エッセイと漫画を組み合わせてみようと思い立ちます。

その作風により才能を開花させたさくらさんは、18歳の時に漫画家デビューを果たし、21歳で「ちびまる子ちゃん」の連載をスタートさせます。

他にも「コジコジ」などの人気作品や、多数のエッセイ本も残し、2018年に53歳でその生涯を終えました。

さくらももこさんについてはこちらに詳しく書いています↓

ひとりずもうのあらすじ

ひとりずもうは「青春」をテーマにした自伝エッセイで、さくらさんの小学校から、中学、高校、短大、そして漫画家としてデビューするまでの出来事が書かれています。

前半の学生生活は、さくらさんらしく日常をとても面白い視点で捉えた魅力的なエピソードが書かれています。ありふれた一日一日もとても楽しいものだと感じさせてくれます。

後半の漫画家を目指す章では、一転、熱い漫画への想いと、挫折しながらも自分の可能性を信じ挑戦し続ける姿が、描かれています。

これから漫画家を目指す人だけでなく、夢を目指す人にも刺さる言葉がいくつもありました。

ひとりずもうの名言

くじけないで描くしかないのだ。これは自分自身への挑戦なのだ。

なれるかなれないかは、一度やってみないとわからないではないか。やらなかったら確実になれないが、やってみたら、やらない場合よりもなれる確率はある。

私は今、自分の人生の夢に挑戦しているのだ。家族はそれぞれの夢があるんだか無いんだか知らないが、私自身の夢とは無関係だ。私の人生は私のものでしかない。私は今、何が何でもこれをやるのだ。

全ての迷いが消え、漫画家としてデビューしたいという事だけに私の青春の焦点が合った。自分の将来がどうなるんだろうという事すら何も思いつかなかった。とにかく、デビューをする事が目標だ。先の事はそれから考えればい。

私は、漫画家になりたい。小さい頃からそう思っていたのだ。絵も好きだし、 文章も好きだ。それ以外の事は全部苦手だ。そんな事、最初っからわかってい たのに、私は何を迷っていたんだろう。

さくらさんの夢は何ですか、ときかれる事もあるが、私は具体的に何かをどうこうしてこうなりたいという夢なんて無い。ただ言える事は、ああ面白かった、満喫したなァと感じながら死を迎えられるように生きてゆきたいというのが、夢というより希望だ。だから毎日、自分の役割をコツコツ果たし、その場その場で細かい事を面白がったり味わったりしている。

自分自身への挑戦がやってきた。もうくだらない夢を見ている場合じゃない。まずは明日、紙とペンを買いに文房具屋へ行くべきだろう。 近所の文房具屋が、将来への第一歩だ。

ひとりずもうの名言からの学び

ひとりずもうの名言からの学びのイラスト2

チャレンジなしに夢が叶うことはない

ちびまる子ちゃんをはじめ、ゆる~い作風が特徴のさくらさんらしからぬ熱い言葉がこのひとりずもうには多く記されていると感じます。

人によって夢は千差万別です。努力は必ず報われる。そんな言葉もありますが、叶えやすい夢もあれば、時間や人数が限られた狭き門、少数の人しかたどり着けない夢もあり、全ての人が夢を叶えられるわけではありません。

しかし、努力が報われるか報われないか。それは努力という行動を起こさない限り、実感することはできません

なれるかなれないかは、一度やってみないとわからないではないか。やらなかったら確実になれないが、やってみたら、やらない場合よりもなれる確率はある。」

というさくらさんの言葉にもあるように、夢だけでなく何事も「やってみる」という挑戦無くして、実現することがないのならば、まず何か努力という行動を起こしてみることが大切なのだと感じさせられました。

たとえそこで夢が叶わなくても、全力の行動から学べることはきっと多いはずなのだろうと思います。

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