どこか悲しい音がする。[夏目漱石]

偉人の言葉

 

日本の旧千円札の肖像だった夏目漱石。

今日は夏目漱石が残した言葉を紹介します。

 

 

「坊ちゃん」や「吾輩は猫である」の小説で有名な人。

僕の国語の教科書にも出てきた。(国語苦手だからほとんど覚えてないけど笑)

49歳の若さで亡くなる彼ですが、小説家としてデビューしたのは39歳の時。

10年ほどで多くの名作と呼ばれるものを残した。

 

 

そんな夏目漱石の言葉。

 

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のんきと見える人々も、
心の底をたたいてみると、
どこか悲しい音がする。

—–

 

あまり体が丈夫ではなかった夏目漱石。

数々の病気と戦いながら、最後は「明暗」という小説を執筆中に亡くなりました。

病気の時は一時期、危篤状態にまでなったこともありましたが、なんとか一命を取り止め、

その経験がその後の作品作りに大きな影響を与えたと言われています。

 

そんな内面の世界で生きてきた夏目漱石にとって、

外側だけで人を判断するのはすごく浅はかだったのだろう。

隣の芝は青く見えると言う言葉もあるように、ついつい人は自分より恵まれた環境の人を羨んでしまう。

自分のその人を比べて、劣等感を感じ、自分を責め、その人に嫉妬する。

でも一見恵まれた環境にいるような人でも、内面の世界はその人にしかわからない。

実はすごく孤独で寂しさ、悲しさの中にいるのかもしれない。

そしてそれは大小あるけど、人間誰しも持っているものではないのかな。

 

仕事できるサラリーマンも、豪華に着飾る夫人も、公園でくつろぐ老人も、無邪気に遊ぶ子どもでも、

内面の抱えているものは人それぞれ。

話を聞かないとわからないし、聞いたところでわからない。

でもみんな何かを抱えて生きているから、同じような境遇に遭遇した時に、

共感し合えるんだろうな。

 

– Today’s Language – 
内面的な・・・・internal




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